国旗・国歌「強制でないのが望ましい」天皇陛下が園遊会で(asahi.com)

天皇陛下は28日の園遊会の席上、東京都教育委員を務める棋士米長邦雄さん(61)から「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と話しかけられた際、「やはり、強制になるということではないことが望ましい」と述べた。
米長さんは「もうもちろんそう、本当に素晴らしいお言葉をいただき、ありがとうございました」と答えた。
天皇が国旗・国歌問題に言及するのは異例だ。
(中略)
東京都教委は昨秋、都立校の式典での「日の丸・君が代」の取り扱いを細かに規定し、職務命令に従わない教職員を大量に処分。99年に教育委員に就任した米長さんは、こうした方針を推進する発言を繰り返してきた。

「東京都」の一教育委員の立場で「日本中」とは、また大きく出ちゃったね。
米長氏、誉めて貰えると思って意気揚々と「(あなたのために)一生懸命やってます」との意思表示をしたつもりだったんだろうなぁ。
それが、やんわりたしなめられちゃった*1、というところか。
ちなみに、米長氏は東京都の「つくる会」歴史教科書採択でも大活躍した。
「望ましい」でも「好ましい」でもおおもとの意味するところはまったく変わらないが、多くの人ももちろん「強制になるということではないことが望ましい(好ましい)」と感じてると思う。


でも、ことによると自分の都合のいいように勘違いしているかもしれないなぁ。心配だ。

*1:つまり、やりすぎたらアカンよってことかな