「憲法の趣旨に反しない」 天皇陛下発言で閣僚ら(asahi.com)

細田博之官房長官
宮内庁からは、これまでの政府見解とも一致しており、特定の施策について見解を述べたものではない、との報告を受けている。特に問題ないと考えている。天皇陛下は象徴としてのお立場を十分にご理解になったうえでご発言になっており、天皇は国政に関する権能を有しないという憲法の趣旨に反することはないと考えている」
「(教育現場で国旗・国歌が強制されている現状が発言につながったのではないか、との見方について)あまり憶測することは適当ではない気がする」


中山成彬文部科学相
「国旗・国歌については、喜んで自発的に掲揚したり斉唱したりすることが望ましいということを述べられたのだと思う」
「(東京都教委が「日の丸・君が代」の扱いに絡んで、昨秋、職務命令に従わない教職員を大量に処分したことについて)校長が学習指導要領に基づいて、法令の定めるところに従って、所属する教員に対して職務を命ずることは、当該教職員の思想信条の自由を侵すことにはならない」


南野知恵子法相
「陛下は国旗・国歌(の掲揚・斉唱)は自ら進んで行うのが望ましい、というお気持ちをおっしゃったのだと思う」
「(東京都教委の処分について)おひとりおひとりの価値観。自主性にお任せしてもいいのではないか」

天皇発言「当たり前のこと」=自民・久間総務会長(時事通信 - Yahoo!ニュース)

久間章生自由民主党総務会
「非常にごく当たり前のことで、自然と強制でなく、みんなが国旗を掲揚し、国歌を歌うことが望ましいと言われたのだろう。そういう雰囲気が出来上がるのが一番いい」

ごく自然な受け止め−首相 日の丸君が代の天皇発言(共同通信 - Yahoo!ニュース)

小泉純一郎首相
「ごく自然に、受け止められたんじゃないですか。私もそう思いますね。あまり政治的に取り上げない方がいい」
「(東京都教育委員会が卒業式や入学式で君が代斉唱の際、起立しなかった教職員を処分したことについては)都が決めたことだ」

取り敢えず今は、論評しないことにする。