病院から

そろそろ元気を取り戻し始めて院内をウロウロしたり暇だから新聞やニュースを見られるようになって来たら、気になることも増えて来た。取りあえず二つほど。
ひとつは、例の「違憲判決」である。
日テレを見ていたら、キャスターが戦後「市民の声を教育に反映する」として設置された教育委員会と教師とどちらがより民主的な意見を持っているか、というようなことを言っていた。
すり替えも甚しい言い草なわけだが、そもそも教師は行政に任命されるけれども、その選考は民主的な手続きに則って行われているはずである。そして、教育委員は知事が指名し議会が承認する。どちらがより民主的なのか、このことも含めて考える必要があるだろう。
もう一つは、国会のサナダムシどものことである。
中川政調会長がテレビで「郵政民営化はすでにケリが付いているのだから、他で意見が同じ部分は一緒にやるのにまったく問題ない」というようなことを言っていた。
フザケンナッ!てなもんである。郵政云々の際には大騒ぎで首相が「国民に是非を問う!」の大号令ではなかったか。そうであれば「他の件」だって是非を問うてみたらどうだ。
何だかサナダムシさんに失礼な気がして来た。それに携帯から長文はやっぱり大変なんである。