便乗か、熊本県議のとんでもない発言

「南京大虐殺はなかった」=自民県議が発言、審議中断−熊本(時事ドットコム 2007年3月6日(火))

開会中の熊本県議会の本会議で6日、八浪知行県議(自民)が「南京大虐殺とか従軍慰安婦はなかった」「中国人はうそつき」などと一般質問の中で発言し、審議が一時中断する場面があった。
同議員は教科書問題について言及しながら「(南京大虐殺を)絶対にやっていないことは分かっている。南京大虐殺とか従軍慰安婦とかうそをつく教科書は許せない」などと述べ、潮谷義子知事に見解を求めた。潮谷知事は「知事という立場で公式の場でこの問題についてお答えすることは控えるべきだと思う」と答弁した。



政府や国会周辺でのみっともない体たらくを耳目にして勘違いしたか、これはまた議員としての資質さえ問われるような認識違いも甚だしい人物のようだ。何を根拠に「絶対に」と言い張るのかわからないが、まったくもって嘆かわしい限りだ。
知事にしても、なぜ自らの立場において「控えるべき」なのかわからない。見解があるならハッキリおっしゃればよろしい。
どうしてこう子どもの言い訳みたいなことしか言えないのに、青筋立てて「やってないもん!」とがなるんだろう。何だかホントに情けない。