自衛隊観閲式:小泉首相が訓示 イラク派遣の成果を強調(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

自衛隊観閲式:小泉首相が訓示 イラク派遣の成果を強調(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

防衛庁自衛隊50周年を記念する観閲式が7日、陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県)であり、小泉純一郎首相が出席した。首相は訓示でイラクへの自衛隊派遣に関して「給水や学校、病院の修復などで高い評価を得ている」と強調。そのうえで「自国の繁栄と安定を維持するためにも、国際社会の平和と安定に積極的に貢献することが必要だ」と語った。
また、テロや大量破壊兵器など「新たな脅威」に対応するため「既存の体制、装備の抜本的な見直し、効率化を図る」と組織改革を行う考えを示した。
隊員約4200人、車両約230台、航空機約60機が参加。イラクから帰国した陸自隊員らも加わった。一方、新潟県中越地震の影響で、陸自ヘリ7機が参加を見合わせた。

自衛隊観閲式:民主党岡田代表が初めて出席(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

民主党岡田克也代表は7日、埼玉県の陸上自衛隊朝霞訓練場で開かれた陸上自衛隊観閲式に、同党の代表として初めて出席した。観閲式への野党党首の出席は異例。
岡田氏は「国会議員の一人」として出席したが、座席は小泉純一郎首相らが立つ観閲台の隣に用意され、「副大臣並み」の待遇となった。
同党はイラクへの自衛隊派遣に反対しており、党内には出席への慎重論もあったが、岡田氏は観閲式後、記者団に「自衛隊は国民の生命、財産を守っており、政党のトップとして敬意を表するのは当然」と述べた。ただ、今国会でイラク復興特措法の廃止法案を提出する考えも忘れずにアピールした。