「強行単独採決内閣」

国民投票法案:来月衆院通過へ 与党が方針 単独採決も(MSN-Mainichi INTERACTIVE 2007年3月21日(水))

自民、公明両党は20日、憲法改正の手続きを定める国民投票法案について来月中旬に衆院を通過させる方針を固めた。安倍晋三首相の意向を反映したもので、民主党が反対した場合、与党は単独でも採決に踏み切る構え。
(中略)
民主党は安倍首相が憲法改正参院選の争点とする考えを示したことに反発、共同修正に応じない構えに転じたため、与党単独での採決もやむを得ないと判断した。
ただ、公明党は3党による協議の積み重ねを重視しており、与党は単独でも民主党案の一部を取り込んだ修正案を提出する方針。
(後略)



いったいいくつの重要法案を単独での強行採決でゴリ押しし、国民を愚弄すれば気が済むのか。支持率が下がろうが何のその、何でもできる今のうちにとばかり恥も外聞もなく厚顔もいいところだ。
何度も書くように、こんな内閣は即座に解散してもらいたい。松岡農相の開き直りにも呆れるばかりだが、ずいぶん前に書いた通り、伊吹文科省も中川政調会長も「事務所費」の問題を抱え、追求が緩んで胸をなで下ろしているのではないか。閣僚も党幹部もロクなモノがいない。
ぜひ来る統一地方選挙で鉄槌第一弾を喰らわし、続く参院選でも気を緩めずに撃破し、憲法改悪へ、ひいては軍国日本への道筋を断ち切る必要がある。