国民を「テロリスト」扱いにするとんでもない政治家

自衛官の中谷氏は、過去にも憲法関連で問題発言をしているという経歴の持ち主だが、今度は国民をテロリスト扱いだ。


「給油反対はテロリスト」 自民・中谷氏、民主は反発(東京新聞 2007年10月14日(日))

自民党中谷元・安全保障調査会長(元防衛庁長官)は14日、フジテレビの番組で、インド洋での海上自衛隊の給油活動継続の意義を強調した上で「これに反対するのはテロリストくらいしかいない」と、給油活動に反対している民主党などを批判した。さらに番組のキャスターが「民主党はテロリスト集団か」と質問したのに対し「(反対は)理解できない」と述べた。
(後略)



自分の考えにそぐわない相手にはには何を言っていいと思っているらしい。まったく言論を生業にする政治家の風上にも置けないとんでもない輩としか言いようがなく、大いに反対を表明しておく。
中谷氏にしても「駆け付け警護」発言の佐藤正久氏にしても、どうも自衛隊出身者だけでなくややもすれば自衛隊に「もっと活躍の場を」「もっと誇りを」などというロクでもない間違った野望を持つ者がいるようだが、そもそも警察や消防などと同じく、彼らが活躍するようなことがなくなる状況が望ましいわけで、そこのところをどうにも理解できない政治家には少なからずいるのは実に困ったことだ。
こうした根本的な不適格者は即刻政治の舞台から降りていただくしかなかろう。