まず自分が行ってこい

「徴兵制あってしかるべき」 東国原知事が持論展開(朝日新聞 2007年11月28日(水))

東国原英夫宮崎県知事
「徴兵制があってしかるべきだ。若者は1年か2年くらい自衛隊などに入らなくてはいけないと思っている」
「若者が訓練や規則正しいルールにのっとった生活を送る時期があった方がいい」
「道徳や倫理観などの欠損が生じ、社会のモラルハザードなどにつながっている気がする」
「軍隊とは言わないが、ある時期、規律を重んじる機関で教育することは重要だと思っている」



そんなにイイ所なのならば、まず自分が行ってみたらどうだ。権力の座に就いて、人を万が一にも死地に追いやるようなことを主張するならば、自ら範を垂れよ。話はそれから聞いてやる。
自分は「規律を重んじる機関で教育」されてきたのか。欠損のない「道徳や倫理観」を持っているとでも言うのか。知事という権力の座に就いて、胸を張って包み隠さず人前で披瀝できないような過去は一切ないと言い切れるのか。
まったく、自分の所業を棚に上げて人には「なってない」と嘆いてみせるなど、まったくもって品性下劣。呆れてモノが言えない。
この手の発想は、結局立ち行かなくなって政権を放り出したアベ氏のなかよし軍団たちと共通する。アタマ悪すぎ。