「千と千尋」DVD訴訟が和解 京都地裁(京都新聞)

宮崎駿監督の大ヒットアニメ映画「千と千尋の神隠し」を収録したDVDの色彩や色調が、劇場で公開された映画と違うとして、京都弁護士会の大谷哲生弁護士ら購入者3人が、DVDを販売したウォルト・ディズニー・ジャパン(東京)に正しい色調のDVDとの交換や慰謝料を求めた訴訟は11日までに、京都地裁で和解した。
和解条件は▽同社はDVDの色合いについて購入者に誤解と混乱が生じたことを認め、遺憾の意を表する▽今後、DVD版作成のためにマスターデータに調整を加えた時は明示する−など。地裁が8月20日に和解勧告した内容に沿っている、という。
(後略)

おぉ、そんなこともあったっけなぁ、もう2年か。


確かにね、赤かったよね。
映画館でも見たので、「赤い」と言われた時から気になり始めたね*1


元ネタは
「千と千尋…」DVD 色違うと提訴(スポニチアネックス)

(前略)
画像は全体に赤みがかって暗く、専門家に依頼してコンピューターで色彩分析した結果、光の3原色のうち赤以外が極端に弱かったという。
原告らはメールなどで苦情を寄せ、交換を求めたがディズニー社が「不良品ではない」として応じなかったため、「映画の美しい色彩に感動して購入したのに、期待を裏切られた」などとして提訴した。
(後略)

特にアタマに来るのは

ウォルト・ディズニー・ジャパンの話
DVDは映画を製作した「スタジオジブリ」と一緒に作ったもので、色彩は映画と同じだ。DVDプレーヤーやテレビの機種によっては色調に違いが出るが、DVD自体に問題はない。

ってとこだ。
調整ナシで、赤みがからないで明るく再生できる、一般に市販されている「DVDプレーヤーやテレビの機種」とやらを教えて欲しいもんだ。
捨てるわけにもいかず、もし新しいのが出たとしても買い換える余裕はないし。

*1:そんなもんか